ソフトウェア,見積もりの本、入門書、技術書、専門書の紹介,評価,安売り価格

構造が良い。　評価：

6.1.4 欠陥の分類がよい。
機能性欠陥 発展性欠陥に分類している。
全体の章が影響の把握，静的モデル，動的モデル、測定方法という構造が良い。
金融系で聞く具体的な不具合について、データでの分析があると嬉しかった。
事故があっても分析結果を公開していないため不可能かも。

隠れた名著です　評価：

あまり取り上げられる事がない書籍ですが、非常に示唆に富んでいる書籍です。
ただし、内容はかなり高度なので、PM経験の少ない方は、入門書を読んでからでなければ本書の良さが理解できないと思います。

品質を作る、測る、管理するエンジニアへ　評価：

著者のお二人は日立製作所で実務を経験され、保田氏は現在つくば国際大学で教べんをとり、奈良氏はソフトウェア開発のコンサルタント業をされている。
第1章ではソフトウェアの品質・品質保証について書かれており、ソフトウェア品質の考え方をモデル化した説明、ソフトウェアの4つ（あるいは5つ）の特質、欧米と日本の品質の考え方の違いなどが丁寧に解説されている。
不良低減のための方針を表した図は、なるほど、と自明ではあるものの「作り込み不良低減」「不良の早期摘出」という2つのベクトルがとても印象的。
第2章では品質保証部門ではなく開発部門の視点に立ち、前述の「作り込み不良低減」の努力について解説している。